臍帯血(読み)サイタイケツ

デジタル大辞泉 「臍帯血」の意味・読み・例文・類語

さいたい‐けつ【×臍帯血】

臍帯に含まれる血液造血幹細胞を多く含み、白血病再生不良性貧血患者などに移植される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「臍帯血」の解説

臍帯血

臍帯血さいたいけつ へその緒胎盤に含まれる胎児の血液。出産時のみ採取できるが、大半は廃棄されている。血液細胞をつくる造血幹細胞が多く含まれ、白血病など血液疾患治療に使われてきた。保管先には、第三者に寄付するための「公的バンク」と、本人家族が将来病気になった際の治療に備えて有料で預かる「民間バンク」がある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

精選版 日本国語大辞典 「臍帯血」の意味・読み・例文・類語

さいたい‐けつ【臍帯血】

  1. 〘 名詞 〙 へその緒に含まれる血液。赤血球白血球血小板などあらゆる血液細胞の元になる細胞である幹細胞が含まれており、白血病の治療などに用いられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「臍帯血」の意味・わかりやすい解説

臍帯血
さいたいけつ

臍帯血幹細胞移植

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android